プロジェクトについて

本プロジェクトサイト「強レジリエント化に向けた都市CPS(β版)」は、東京大学が防災科学技術研究所からの委託研究「観測データに基づくデータ解析および数値シミュレーションによる実構造物群の耐震性能評価システムの調査研究(代表:関本義秀教授、2019~2022年度)」によるものです。具体的には都市の強レジリエント化を目的として、建物構造物の耐震性評価をスケールの異なるデータ(建物データやBIMデータなど)を都市モデルとしてシミュレーションモデルに入力して行うためにデータの標準化仕様を設計し、また各種データのシミュレーション結果を活用した施策の合意形成を社会全体で分かりやすく正しく進めるために参考となる情報を分かりやすく地図上に可視化し発信するための都市CPS(Cyber physical system)です。

しかし、一足飛びに広域に建物の詳細データを都市モデルとして整備していく事は費用の点からも現実的ではないため、サステナブルにデータの蓄積が促進されるように、データの詳細化のレベルに応じた使い方ができるようにデータの標準化仕様を構築するとともに、共通で確認可能なWeb環境で実際の建物のBIMデータを用いて、透明性を保ちながら実証的に進めていく事が重要です。また、オープンベースで様々な立場の主体がデータを持ち寄り、蓄積、利用しやすくなることも重要です。そのためには、データの種類や仕様の違いを考慮し、サステナブルにデータが蓄積されるためには、原因となる様々なデータ仕様の差異を明らかにし、変換方法と合わせて、様々なスケールに応じた構造物データの標準化仕様のデータ設計を行うことが大切です。

強レジリエント化に向けた都市CPSでは、地方公共団体、事業者、個人などさまざまな主体がそれぞれの状況にあった合意形成に取り組めるように各種機関と連携して耐震性能評価可能なシステムの構築を行い、可視化環境を整備し、合意形成に役立つ情報を発信していきます。具体的には、「データ標準化班(代表:空間情報科学研究センター・関本教授)」「建物IoT班(代表:生産技術研究所・野城教授)」「建物振動シミュレーション班(代表:生産技術研究所・腰原教授)」「合意形成班(代表:先端科学技術研究センター・小泉教授)」「WebGIS班(代表:関本教授)」から構成されています。

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